田七人参の根と、サポニン豊富な田七花
田七人参を代表する有用成分サポニン、
これを豊富に含む田七人参の花に、漢方卸ゑびやは着目しました。
現地雲南省文山県の農家では、根だけでなく花も用いることが、田七人参の最良の飲み方といいます。
漢方理念に通ずる、一物全体食のものづくり。
田七人参といえば根、いわゆる頭数(大きさ)で
比較される根部を用いるのが、最良と思われがちですが、
田七人参の産地である雲南省文山県では、根以上に花が重宝され、高値で取引されています。
なかには田七人参の根は売っても、花は自分たちで食し、売らない農家もあるほどです。
花とは田七人参の先端、赤い実(種子)になる前の蕾の部位
田七人参の有用成分であるサポニンが、根の3~4倍にも及び、
田七サポニンの塊とも言われています。一般的に流通している田七人参は根ですが、
根と花の両方を使用した田七人参、それが珠田七(有機JAS)です。
田七人参の粉末や商品は数多くございますが、
根だけでなく、田七花も使用した品はまずございません。
「本当に良いものは現地から流通しない」漢方素材の卸業として、感じることです。
原料卸として知識に裏打ちされたこだわりと、業務で培った独自の仕入れルートが漢方卸ゑびやの強みです。
田七花は現地との6年に及ぶ交渉により確保できました。
漢方卸ゑびやが田七人参の根だけでなく、
根と花(蕾)の両方用いる理由は、有用成分のサポニン量だけではございません。
サポニンのバランスにおいても、理想的だからです。
田七人参には30種類に及ぶサポニンが含まれ、
根にはRg1系のサポニンが多く、花(蕾)はRbc系のサポニンがバランスよく含まれています。
現地では、田七人参の根を粉末にし、田七花(蕾)を煎じたお茶でいただくことで、
根と花のサポニンをバランスよく摂っているといいます。
こうすることで「中庸に戻す(高ければ下げ、低ければ上げる)」
田七人参本来の働きがあるとされています。
漢方や中医学には「一物全体食」という考え方がございます。
これは、ひとつの植物や生物を丸ごと食すことにより、
含まれるたくさんの栄養素をバランスよく食すことができる先人からの教えです。
田七人参の根と花(蕾)を食すことは、この一物全体食に通じます。
特定部位だけではもったいない、田七人参の栄養成分を存分にお役立ていただきたいと思います。
(田七人参 珠田七(有機JAS)の原材料名、田七エキス末が田七花の抽出エキスです)
もうひとつ、田七人参の花が高値で取引される理由として、
農薬が散布されている花は食用にはできないことです。
花の部位まで食せるということは、その田七人参が安全かつ健全であることの証明になります。
ゑびやの田七人参 珠田七は、有機JAS認定農場で無農薬栽培されています。
農薬や化学肥料を使用しないのはもちろん、周辺からの農薬の飛散や土壌の残留農薬、
水源となる池や地下水まで水質検査されています。
田七人参 珠田七(有機JAS)の卸通販 1ケ月分 2,532円