黒枸杞(黒クコの実)の通販
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秘境チベットに「軟黄金」と呼ばれる、
野生の黒枸杞があります。
枸杞(クコの実)といえば、
薬膳料理や杏仁豆腐などに添えられる、
赤いクコの実を連想されますが、それではございません。
クコの実が楕円形に対し黒枸杞は正円、実の付け方、
木や葉の形状が異なるだけでなく、「軟黄金」という名からも
黒枸杞は稀少で、一般的なクコの実のように栽培はできません。
チベットの特殊な環境下で自生する野生黒枸杞は、
クコの実のビタミンやミネラル量を遥かに凌ぎ、ニッケル、
コバルトなど微量元素を含むだけでなく、中医ではその最大の特徴を、
抗酸化成分アントシアニンが全植物中、最多含有であるとしています。
黒枸杞のアントシアニン量は、ブルーベリーの約20倍に及び、
原料価格においても、一般的なクコの実と数十倍もの開きがございます。
黒枸杞は新疆や甘粛、雲南省にも自生していますが、
チベット青海省ツァイダム盆地北東の高山地帯に生育する黒枸杞は、
アントシアニンの含有量が特に豊富で、
最良品種の野生黒枸杞として知られています。
その理由に標高2,800~3,000mもの高地環境に伴う紫外線、
低酸素、小降雨、塩湖を有する特殊なアルカリ土壌にあるとされ、
黒枸杞は冬虫夏草、サフランと共に、
西域三宝に数えられるチベット固有の希少植物です。
黒枸杞の品位は、産地のほか、粒の大きさにより等級がありますが、
漢方卸ゑびやでは、より大粒の黒枸杞、特級品を紹介、
等級はアントシアニン含有量に直結するためです。
黒枸杞は、チベット医学書「四部医典」「晶珠本草」にも紹介され、
内臓の冷えによる腰の痛み、目の疲れや老眼などへの作用が古くから知られていました。
「ウイグル薬志」にも黒枸杞で強壮に活用したと記されています。
黒枸杞の代表成分であるアントシアニンは、
紫外線から保護するために植物が生成する抗酸化成分で、その有用性は非常に高いとされています。
視覚機能の向上、肝機能の改善、メタボリックシンドロームや血糖値上昇の抑制、
抗ストレスや不眠、アンチエイジングなど美容への効果が確認されています。
特に黒枸杞の視覚機能への働きは顕著です。
視覚機能はロドプシンという物質が分解されることで、
脳に視覚信号を伝達され、「見える」感覚、いわゆる視覚を得ることができます。
分解されたロドプシンは、すぐに再合成され、視覚を伴う限り分解と再合成を繰り返します。
PCや携帯端末、液晶画面から発光するブルーライトを
日常的に浴びる現代人の目は、酷使され、ロドプシンの分解に、
再合成が追い付かず、ドライアイや視力低下が深刻化しつつあります。
黒枸杞に含まれるブルーベリーの約20倍に及ぶ、アントシアニンは、
ロドプシンの再合成を促すため、眼精疲労、老眼、
近視や遠視ほか目の疾患への有用性が認められ、
中医でも黒枸杞の研究と注目が高まっています。
※これらは含有成分の働きを紹介するもので、
薬事法に基づき、黒枸杞の効果効能を示すものではございません。
黒枸杞はお薬ではございません、薬膳酒を作る漢方食品としてご使用ください。
アルコール度数が20度未満の酒に漬け込むと、法律上、アルコールを製造したとみなされ、
酒税法に問われる可能性がございますので、果実酒用ホワイトリカーやブランデーなどをご使用ください。
成分抽出や滅菌、保存の観点からも35度以上のアルコールを推奨いたします。