生高麗人参(生朝鮮人参)の卸通販
通称生人参、
生高麗人参(ナマコウライニンジン)です。
この高麗人参の栽培技術は、
日本(信州)が発祥であることをご存知でしょうか。
大正・昭和初期に遡りますが、朝鮮半島がまだ日本の影響化にある時代に
日本(信州)から朝鮮半島に持ち込まれたことは知られていません。
その先駆けたらん高麗人参の国内生産は現在、
僅か長野、島根、会津の3ヶ所のみで継承されています。
なかでも寒暖の大きい長野県の高麗人参は、
別名信州人参と呼ばれ、良質なことから中国や欧米など、
海外からもバイヤーが買い付けに来日するほどです。
国産の良い高麗人参が、国内で消費されないのはもったいない。
毎年秋の10月、ひげ根が切れないよう1本1本収穫、
丁寧に土を払い、水洗いした生高麗人参、
4年根でも1,490円/本、この価格での信州産、
サイズ約50g、全長約20cm~25cm前後はまず入手困難です。
信州産の生高麗人参は年に一度、秋のみの収穫です。
それは高麗人参の有用成分サポニンは夏に蓄えられ、
冬に放出する性質があり、春よりも秋の方が
サポニンを約2倍多く含むためです。
なお、弊社は高麗人参の水耕栽培品は扱っておりません。
(水耕栽培の明記なく、露地栽培品として販売されているケースが確認されています)
水耕栽培品は数ヶ月で生育し、出荷されますが、それ以上長く栽培すると根腐れを起こします。
なぜ根腐れをするかといえば、水耕栽培では土壌の有用微生物との共生がないためです。
葉物野菜や一年草と異なり、高麗人参は長い年月を生きる多年草です。
土壌に広く根を張ることで、根圏(土壌微生物の地下社会(生態系))をつくり、防御能力と生命力を高めています。
ジンセノサイドなど高麗人参の有効成分も土壌の有用微生物群との共生により生まれる防御物質であり、
高麗人参が単独で作り出している訳ではありません。
水や栄養を与えれば植物は成長しますが、それは生命力とイコールではない。
高麗人参本来の防御戦略を人の力に。
私どもは土壌の根圏が育んだ生命力をお届けいたします。
漢方卸、原料問屋ゑびやにお越しいただいたなら、
ぜひお試しいただきたいのが、この生高麗人参です。
お勧めは5年根。
高麗人参は4年根、5年根、6年根とRg1のジンセノサイドが増します。
4年根より成分が良く、6年根よりも比較的お求めやすいも価格、
お客様から想像以上に「大きい…」「立派…」そうおしゃっていただく品です。
定番の高麗人参酒はじめ、蜂蜜漬け、参鶏湯に、信州産の生高麗人参を心ゆくまでご堪能ください。
生の高麗人参をそのまま、アルコール付けの真空パックで
1本ずつ封詰め、長期保存でき賞味期限は2年ございます。
もちろん防腐剤等は使用していません。
海外からの流通品のなかには、
栽培地や年数、農薬検査があいまいなものがございますが、
ゑびやの生高麗人参は有害物質の検査をクリアした
トレーサビリティ明確な信州人参です。
通年の掘り出しは行っておりません。
在庫がなく成り次第終了のため、お買い求めは早めにどうぞ。
特大サイズは、広く根圏をつくることで有用微生物を優位に集め、
その微生物群との共生により、自らも防御能力を高めています。
土壌菌との共生により、太く根を張り、ひげ根を携えた信州産の特大サイズ。
年間僅かしか確保が難しいため、この時期だけのご用意です。
「大きさともかく、6年根は外せない・・・」
そのような方には、サイズはそれほどではないですが、
ひげ根が成長した6年根(110g~)の生高麗人参もございます。
ご注文はお電話のほか、
買い物カゴ内、「信州産サイズ選択」からご用命ください。
電話番号 03-3378-3278 平日 10:00~18:00 定休日:土日祝
生高麗人参はお薬ではございません、薬膳酒を作る漢方食品としてご使用ください。
アルコール度数が20度未満の酒に漬け込むと、法律上、アルコールを製造したとみなされ、
酒税法に問われる可能性がございますので、果実酒用ホワイトリカーやブランデーなどをご使用ください。
成分抽出や滅菌、保存の観点からも35度以上のアルコールを推奨いたします。
「合醸法」とは、漢方素材を同時に原酒に入れ、成分を浸出する製法、
浸出過程で互いの成分が、結びつきやすくなります。