血管と血液に水蛭のヒルディン
漢方卸、原料問屋ゑびやの店頭販売

お姉様の石津様は、中性脂肪やコレステロール値が高く、
更には高血圧のため、お医者様から痩せるように指摘されているとのこと。
血圧は上140mmHgを超えているので、動脈硬化や血栓により、
脳卒中など血管系がやはり気がかりといいます。
ご自身でも食事のバランスや減塩に、気を配らねばという意識はございますものの、
いざ脂肪や糖質、塩分を考慮しながらの料理は「面倒でしょ」と。
何十年も慣れ親しんでいる味があるし、急に変えて不味くなって嫌じゃない、
病院で調理も教えてくればいいのに、とお姉様がおっしゃると、
「また何言っているの」と妹様のつっこみ。

漢方や中医では太る要因は、摂取カロリー以外にも、体内環境が影響していると考えます。
内臓が正しく働き、代謝が円滑に作用することで、排泄の滞りがなくなるため、
その結果痩せる、いわゆる本来の体形に戻るというものです。
中性脂肪やコレステロールが高いドロドロした血液は、血の滞りを意味する「瘀血(おけつ)」となり、
老廃物の排出がスムーズにいかないことから、肥満になってしまいます。
こういった瘀血の解消に、中医では水蛭を用います。
水蛭の有用成分ヒルディンには、
血の詰りや血管壁をきれいにする働きがあり、高血圧の方にお勧めの素材です。

「蛭を飲むの？」と動揺を隠しきれない石津様。
水蛭を天日乾燥した100％粉末ですので、
決して風味が気にならないものではございませんが、
水質環境がクリアな地下水で養殖しておりますので、泥臭さはございません。
お客様からは「鰹節のよう」とおしゃっていただいたことも。
蛭に血を吸われると血が固まりにくいですよね、と話しますと、
「いや吸われたことないから、わからない」と石津様。
そうそう蛭に血を吸われることはございませんが、
この血液の凝固を防ぐという、
特殊な働きをする成分がヒルディンです。
水蛭は保有成分ヒルディンにより、
吸った血液を半年以上も鮮血の状態で体内に留め消化していきます。
カッピングのように、淀んだ血液を
水蛭に吸わせる治療法も古くから知られています。

「水蛭、続けてくれると良いのだけど」と妹様の早瀬様。
ウクレレと卓球、英会話を趣味に、TOEICは695。
認知症の予防に体を動かす、頭を使うことも好んでされているといいます。
タイプの異なるご姉妹でございましたが、
仲良しで、掛け合いが楽しいお二人でした。

水蛭はお薬ではなく食品区分の漢方素材、
効果効能や処方を標榜するものではございません。
個人様にも水蛭の原料粉末そのまま、
サプリメント加工前の水蛭の粉末をご用意しています。